6/02/2010

鳩・汚沢の辞任

自民党は戦略を誤った。

間違いなく鳩・汚沢がトップにいた方が参議院選挙は戦いやすかった筈だ。下手に不信任案とか提出しようとせずに、じわじわと痛いところを突いていき、7 月 11 日を迎えれば良かったのではないか。この首のすげ替えで、結構国民は騙される。党の本質を見極めて投票する国民が少ないからだ。おそらく菅直人が首相になると思われるが、そもそも売国奴揃いの民主党、その中でも黒い方から数えた方が早い菅が首相になっても、現状となんら変わらない。しかも汚沢は辞職しないので、影響力は残り、相変わらずの傀儡政権となる。

また、今回の辞任により、4 日には指名選挙となり、その当日に組閣までしてしまう予定らしい。この短い期間で一国の総理と内閣を決めるというのだ。そんなんで国益のことを考えられる内閣人事ができるなんて、1 ピコメートルたりとも思えない。その組閣の後、しばらくして国会が閉会し、サミットがある。やはり国益のことなど考える暇などないし、民主党なのでそもそも期待できない。

そしてワールドカップがある。これは意外と嫌な要素かもしれない。国民の一部(私もその一部)が浮かれた直後に、選挙が来る。もしも鳩・汚沢体制でワールドカップを迎えたとすると、頭をサッカーに支配された人たちでも「ああ、あのダメな二人ね」と思って選挙では民主党以外に投票するかもしれない。しかし首のすげ替えが行われてしまったので、ワールドカップでお祭りモードの人たちには「新しい内閣よね?いいんじゃない」みたいに思われる可能性がある。

若いとか新しいとかそういう基準でなく、国会議員は「国益を守り伸ばせるか」に視点を置いて投票すべきだ。こんな首のすげ替えに騙されてはいけない。ダメ、ゼッタイ。

No comments:

Post a Comment

Note: Only a member of this blog may post a comment.