本日のエントリーとしてはありきたりで、そんなこと知っているというような話題だが、ワールドカップ初戦で日本がカメルーンに勝った。極めて失礼な話だが、これまでの練習試合等を見ていて、勝てるということはあまり考えていなかった。ただ、色んな人が言っていたように、カメルーンの弱点は守備にあると私も思っていたので、それを突けられればなんとかなるかもしれないと思った。
本田はとても冷静に決めたと思う。ワールドカップという重圧は少なからずあったと思うし、急遽の 1 トップ指名された不安もあっただろうし、そんな中素晴らしいシュートを披露してくれた。守備陣も本当に集中を切らさない素晴らしい守りをしたと思う。
ただ、オランダに負けたデンマークがこの日本 v カメルーン戦を酷評したように、あまり美しい試合ではなかったと思う。本田の先制弾のあとはどうも守備意識だけが強く、隙あらばカウンターをというのもあまり感じられなかった。ただ、ひたすら守った感じ。カメルーンのミスにも助けられたこともあったし、75 分以降はどちらも焦っているような雰囲気が感じられた。さらに交替も運動量ベースで期待された人選だった。この日のカメルーンであればもう 1 点取れた可能性は大いにあったと思うので、森本を投入し、森本・本田・松井で崩して追加点ということもできたと思う。そしてその追加点を取ることができれば、楽になったことは間違いない。
この戦い方は、オランダ戦が相手ではさすがに通用しないと思う。恐ろしい攻撃力があるので、それを耐えられるかと訊かれれば難しいとしか言えないと思う。私は個人的にカイトのファンなので、長友がカイトを押さえられるかが、とても興味ある。是非、次戦では森本と本田、松井の共存でオランダ守備陣を崩し、世界を驚かせることを期待している。
あと、国歌斉唱の際にメンバーは肩を組んでいた。マルクスが言い出したということだが、そらそうだと思う。日本人は国歌斉唱にそのような態度で臨むという意識がない。国歌は天皇陛下を讃美する歌であり、日本は古来からそのような歌のときは直立不動であるという精神がある。だから日本人が思いもよらなかったのではないだろうか。別にこの行動は酷評するに値しないとは思うが、各紙で言われているように賞讃すべきことでもないように思う。
南アW杯:歴史に一歩 国外W杯で初白星
色々言ったが、初戦の勝利はとても嬉しい。なによりも、今までのワールドカップやオリンピック等の大きな国際舞台に出場できなかった悔しい想いがある遠藤が躍動してくれたことが、本当に嬉しい。それと、長友がとてもいい顔をしていた。闘う男と言った感じ。
6/15/2010
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment
Note: Only a member of this blog may post a comment.