2/05/2010

小沢一郎不起訴・・・

この報道が流れた節分当日、深夜 26 時頃にローソンに立ち寄った際に夕刊フジの見出しで初めて知った。その日はずっと外に出ていて、情報に触れる機会がなかったため、夜中に衝撃的な見出しと出会うことになってしまった。不起訴の「不」を理解するのに時間がかかった。よもや不起訴なんてことはあるまいと思っていたため、実に信じられなかった。

過去に巨大な権力を持った人物が逮捕された事実を、もう一度確認してみる。

1976 年、田中角栄逮捕。
1993 年、金丸信逮捕。
2010 年、小沢一郎もうちょっとで逮捕。

これらの数年前に当事者が特定アジアの国に対して接近した事実もある。

1972 年、田中角栄と周恩来による日中国交正常化締結。
1990 年、金丸信による北朝鮮訪朝団編成、訪問。
2009 年、小沢一郎による大規模訪中団編成、訪問。

日本が特定アジアに接近することを許さないのが、アメリカである。よく、検察と CIA はかなり情報交換をし、繋がっているという話を聞く。今回もおそらく、CIA 主導だったのではないだろうか。

元々、CIA は小沢一郎を狙っていた。1 つの例に過ぎないが、小沢と池田大作、そしてパナマのノリエガ将軍との、俗に言う「パナマコネクション」は、小沢を「危険人物」と断定するに充分な素材だった。中国や南北朝鮮への接近を行い続ける小沢は、CIA にとって邪魔者であることに変わりはない。不起訴だろうが、今後も追い続けると思われる。アメリカの都合により日本を抉られるのは良いとは思わないが、日本にとっても害悪でしかない小沢は、是非とも逮捕まで漕ぎ着けてほしいと願う。

アメリカは自国の国益を守り発展させるために、なりふり構わずやってきている。日本も少しはこの姿勢を見習ってもいいのではないだろうか。少なくとも、国益を守るという意識を、国会議員はもってほしい。

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