お問い合わせフォームのエラー画面というのは、デザイナーではなくエンジニアの UI の活きるページだと思っている。もちろんデザイナーは素晴らしいデザインを創るけど、かつて在籍していた会社では、お問い合わせフォームなどのシステマティックなページの UI はエンジニア製だった。どのようにして判りやすくユーザー「アンタ、間違ってるよ」ってことを伝えるか、エンジニアの想像力をかき立てる場面だと思う。
この前、私がよくブログを読んでいるある人が退職し、別の会社に就職した。そこのウェブサイトにもお問い合わせフォームがあったので、「あの人が選んだ会社だ。どのようなエラー処理をしているのか」という純粋な興味で、何気なく、全ての項目を空のままで送信ボタンを押した。送信できてしまった。結構がっかりしたもんだ。
さて、Apple の Apple - Safari - Feedback というお問い合わせページがあるけど、ここはアクセスしたままの状態だと項目右の「REQUIRED」という部分がグレーのまま。しかし、例えば、名前を入力しようとしたけど「次の Email Address から入力しちゃお」とか思って項目を移動すると、Name 項目右の「REQUIRED」が怒り出して赤くなる。こういうのだと「ああ、ここ入力必須なのね」って、送信ボタンを押す前にユーザーに教えることができる。こういうページはとてもいいと思う。一つ注文をつけるなら、ページにアクセスした時に Name 項目にフォーカスを自動で合わせてほしいくらいかな。
お問い合わせフォームページって、エンジニアの腕の見せ所の一つだと思う。
9/25/2010
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