5/26/2010

[ドイツ語を勉強してみる:第三回] 名詞の性

ドイツ語には男性名詞・女性名詞・中性名詞がある。この男性名詞やら女性名詞やら中性名詞というのは英語にないし、もちろん日本語にもない。大学のときに第二言語としてフランス語を採っていたが、私は初めてこの言葉に出逢った。名詞の中に性が存在するなんて考えてもいなかった。試しに今、在学中に買った仏和辞典(もう滅多に使ってない)をひいてみると、lèvre は唇の意味で女性名詞、rouge は赤や口紅の意味で男性名詞とある。しかしフランス語には中性名詞はなかった。この点を考えると、ドイツ語は少々うんざりする。

さて、英語の the にあたるドイツ語は der であり、これは男性名詞につく形。女性名詞には die であり、中性名詞には das がつく。これを交えていくつか実際にそれぞれの名詞を書いてみる。
der Hunt:犬(男性名詞)、der Arzt:医師(男性名詞)
die Frau;女性(女性名詞)、die Ärztin:女医(女性名詞)
das Hündchen:子犬(中性名詞)、das Bier:ビール(中性名詞)


ちなみに Hündchen は犬の Hunt に chen を付けて変化したもので、chen が付いたものは中性名詞となるらしい。あと lein が付いたものも中性名詞となるらしく、女性 Frau に lein を付けた Fräulein は未婚の女性という意味だが中性名詞になるみたい。

また、Arzt が男性名詞の医師であるのに対し、これに in を付けた Ärztin は女性名詞化し、女医という意味になるらしい。in が語尾に付く単語は女性名詞とのこと。

どうせ「例外」とかあるんだろうから、これが全てだとは思わないけど。。。あと、der とか die とか das も格によって変化するけど、それはまた理解できたときに。

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