4/20/2010

NHK の IT ホワイトボックスにガッカリな件

NHK IT ホワイトボックス II 第3回 ::ブラウザーが変わってきてるって本当?

録画していたものをさっき見た。Google の及川氏が出演されていたし、内容はとても良かったと思うけど、一点。。。

これはあくまでも IT 番組やろ?IT を専門に扱う番組やろ?それなのに、それなのにだ。何故「ホームページ」と言うのか。専門番組であるにも関わらず、何故誤用をそのまま通そうとするのだ?

例えば、経済専門の番組の解説部分でしきりに「ドイツ経済論」と言っていたとする。しかし実はマルクス経済論だったりするのとモデルは同じ。尤も、マルクス経済論など雲の上の理想空想論に過ぎないので、それを語るような番組はないけど。

友人曰く「もう日本的にはホームページで通ってしまっていて、和製英語化している。だから仕方ない」と言うが、それだからこそ、正す必要があると強く感じる。江戸幕府の弊害だった鎖国政策により、日本人の外国語に感じる壁は非常に高い。鎖国から解放されてからまだ 150 年も経っていないので、まだ外国語に対する壁が高いのはある意味仕方ないのかもしれない。しかし英語のメールを読める人が多くいれば、今インドが外注先として受けているアメリカの開発案件を、多少時差がマッチしないが日本で取れたかもしれなかった。例え幼稚園から英語スクールに通わせたとしても、これだけ日本に英語圏で全く通じない和製英語が溢れていれば、幼年時の英語教育は無駄になってしまうかもしれない。メディアはもうずっと前から「グローバル化」と叫んでいるが、そのためには巷に溢れさせた和製英語をメディア自らが使うのを辞め、正しい言葉を広めていく必要がある。

官営放送である NHK。またもやガッカリだ。

No comments:

Post a Comment

Note: Only a member of this blog may post a comment.