8/14/2009

お問い合わせフォームのエラー処理

お問い合わせフォームでのエラー処理はページによってマチマチだ。

「○○が未入力です」とか「○○は△文字以内です」とかの表示だけで入力画面に戻るには、ブラウザの戻るボタン等を押させるようなページは最悪だと思う。ユーザのことをなにも考えていない。そんなエラー文だけ出されても、いくつかあれば憶えられない人もいるだろう。第一、お問い合わせやら資料請求やらのフォームに入力しているユーザは、良くも悪くも興味を持ってくれているからこそ使う。そんな貴重なユーザに対して再入力をさせるのに戻るボタンを強要するなんて、ナンセンスだ。私ならその瞬間に問い合わせをやめる。

あと、入力画面内の上部にエラー文をつらづらと表示するページもある。まだマシだ。だが、入力項目が多い場合、エラー文を見るために上にスクロールし、入力するために下にスクロールなんて、やっぱりナンセンスだ。もっと入力しやすくするべきであろう。

私はお問い合わせフォームを今までにいくつも作ってきたが、エラー処理については次のような手法を採っている。
まず、不備があった項目のすぐ隣など近くにエラー内容を表示する。さらにテキストボックスだった場合は、background を赤系の色で塗る。これでエラー箇所をすぐに見つけられるし、エラー内容も見やすい位置にある。また、半角入力を求める場合は、例え全角で入力されていても文字列を半角に変換することで、「半角で入力せよ」なんてエラーを出さない。そして、エラー項目が複数あった場合は、一番上の項目に focus() を行い、すぐにユーザが再入力できるようにしている。

お問い合わせフォームのエラー処理はユーザビリティの塊だと、個人的には思っている。

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