10/23/2009

初めてのドイツ旅行のお供に

以前、たった 3 か月ではあるが、仕事でドイツに住んでいたので、少々学ぶことがあった。ここではその時に得た情報を書き出そうと思う。
初めてドイツへ旅行する予定のある方へ、もし手助けになればいいなと思いたい。

◆ピンクなチャンネル
私がいた地域(フランクフルト郊外)だけかもしれないが、ドイツでは深夜 0 時を越える頃から、ピンクなチャンネルが「民放で」流れている。別料金などいらない、民放だからだ。日本で言えば、地方局で流れている感じになる。
さて、何故このようなチャンネルをいきなり紹介し、勧めるのか。それは、このチャンネルのほぼ全てが、携帯電話を使ったピンクなサービスだからだ。むむ、まだ何故か伝わらない?携帯電話ということは、電話番号を言ってくれる。電話番号とは、数字の羅列だ。そう、別に見なくてもそのチャンネルにあわして音を出しているだけで、数字の勉強をすることができる。ある程度の期間滞在するのであれば、かなり効果的なのだ。これはその当時、我々のチームでは伝統となった手法であり、だいぶと数字に強くなれる。
ただ、6 (sechs) と 8 (acht) が割と多い。6 の発音は「性」と同じ発音であり、8 は「アハト」と発音するので、音でイイ感じなのだろう。ちなみに、チャンネルはホテルによって違うので、どれとは言いがたい。

◆お持ち帰り
ドイツに限らず、ファストフード店へ行くと、必ず「ここで食べるか、持って帰るのか」を尋ねられる。ドイツでは持って帰ることを「Mitnehmen(ミットネーメン)」と言い、逆にここで食べることは「hier(ヒーア)」と言う。もしこの 2 つの単語が出てきたら、どっちなのかをハッキリ言おう。

◆食事の時間
これは店によるかもしれないが、食事の時間はかなりかかると思っておいた方がいい。ちなみに私のチームでは、昼ご飯に 2 時間、夜ご飯に 3 時間を費やしていた。食べるのが遅々としているわけではない。ひとつひとつのアクションがゆったりとしているのだ。メニューを持ってくるまでの時間や、頼んでから品物が出てくるまでの時間などである。別に店員が怠慢なわけではなく、それが普通のことで、ドイツ人から見たら、日本は異常に早く食事が済むと思われることだろう。なので食事の時間は長めに予定しておいた方が、焦らず苛立たずゆっくりと楽しむことができる。

一応、ドイツにいた当時は、食べることができなければかなり厳しい状況だったので、食事関係のことを優先して憶えていった。ということで、このエントリーでも食事関係のネタが多くなると思う。

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