10/02/2009

デザイナーとしての服装

他も該当するだろうが、比較的私の周りに関係する職種であるエンジニアやデザイナー、クリエイターなどの職種の人の服装とはなにが好ましいのだろうか。

ここではデザイナーを喩えに用いることにするが、私は「好きな服装をすればいい」と思っている。

求人募集などで「スーツやジャケット着用」という文句を見かけることがある。しかし、それは如何なものか。それらを好きな人は別だが、自分の好みの服装をしている方が、色々な意味でノれると思う。好きな服装でいることは、それだけモチベーションが上がり、結果、仕事もはかどったり、良い発想が出てきたりする。そこをスーツで縛るのは良くないと思う。多くの人に訊いたわけではないが、何人かに訊いたところによると、やはり好きな服装の方が気分よく仕事をできるらしい。仕事をするのは、決して服がするわけではない。その「人」がするのである。もちろんスーツ自体を否定しているわけではないが、スーツという服装が常に仕事においてプラスに働くわけでもない。

以前勤めていた会社で、ある広告代理店との打ち合わせに臨んだときだった。一応デザイナーというポジションで参加したのだが、クライアントである広告代理店の人に「本当にデザイナーか?」と見た目で判断されたことがある。私はスーツを着用していた。そのとき、私の考えは確信に変わった。クライアントと会う際の最低限の服装というのもあるとは思うが、そのラインを守ってさえいれば、どのような服装でも構わないと思う。そのラインとはなにか?私の見解としては、あまりにも奇抜過ぎないことや、装飾を付け過ぎないことだと思う。

デザイナーにとって服装とは、自己主張の大きな要素である。

これは髪型にも当てはまると思う。よく親から髪型に対して意見を言われるが、私は一貫して「職種が違うからそれは的を射ていない」と返してきた。髪型も自己主張の要素であり、自己のモチベーションを上げる要素でもある。

もし社内でデザイナーに対して服装や髪型に対して規制がある場合、その会社は社員のことを考えていないと言っても、あながち間違いではないだろう、と私は個人的に思う。

No comments:

Post a Comment

Note: Only a member of this blog may post a comment.