9/03/2010

Safari Extension(機能拡張)を作る前に証明書をゲットし、Safari Developer となる [Safari Extensions を作ってみる:第一回]

Safari Extension(機能拡張)も widget と同じように、html や Javascript、css で簡単に開発できるみたいだけど、作る前にやることが結構ある。なんか証明書というのが必要らしい。

★機能拡張を開発する画面
まずは機能拡張を有効にしていなければ、これを有効にする
  • Safari を起動する
  • メニューバーの「Safari」から「環境設定」を選択する
  • 「機能拡張」をクリックし、バーを「入」にする

これをやっていれば、メニューバーの「開発」に「機能拡張ビルダーを表示」が表示される。これを選択すると、「機能拡張ビルダー」が起動する。


★機能拡張を新規に開発する
  • 「機能拡張ビルダー」左下の「+」ボタンを押す
  • 表示されたメニューから「新規機能拡張...」を選択する
  • まぁ待ちなさい、まずは保存しなさいとのダイアログが出るので、場所を選んで名前を付けて保存する
  • 証明書がないと、画面上から 3 行目辺りが赤くなっている



さぁ、この赤いのを取り除きたい。この手順は以下の通り。

★証明書を入手する
  • 「アプリケーション -> ユーティリティ」にある「キーチェーンアクセス」を起動する
  • メニューバーの「キーチェーンアクセス」から「証明書アシスタント -> 認証局に証明書を要求...」を選択する
  • 「ユーザのメールアドレス」にメールアドレス、通称に名前等を入力し、「要求の処理」のチェックを「ディスクに保存」にし、「続ける」ボタンを押す
  • 保存ダイアログが表示されるので、場所を選んで名前を付けて保存する
  • Apple ID を持っていない場合は、ご利用ガイド - Apple ID - Apple Store (Japan) を参考に、Apple ID をゲットする
  • Sign in with your Apple ID - Apple Developerにアクセスする。
  • 表示されたページの「Apple ID」には ID が表示されるので、パスワードを入力し、「Sign In」をクリックする
  • 「Developer Certificate Utility」をクリックする
  • 「Create Certificates」をクリックする
  • 「Add Certificate」をクリックする
  • 「Continue」をクリックする
  • 上記「4」で保存したファイルをファイル選択で指定し、「Generate」をクリックする
  • ローディング画像がくるくる回り、緑色のチェックマークが表示されたら、画面右下の「Continue」をクリックする
  • 表示された画面の「Download」をクリックすると、自動でダウンロードされる。
  • ダウンロードされた「safari_identity.cer」をダブルクリックすると、「キーチェーンアクセス」が起動する。これで証明書の準備は OK となる



この状態で上述の「機能拡張を新規に開発する」の手順を行うと、赤かった 3 行目に「Safari Developer:〜〜」と表示され、開発できるようになる。

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