7/30/2010

タクシーについて

タクシーとテレビCMと。

堀江氏の上記の記事を読んだこともあり、私がタクシーを嫌いな理由を述べたいと思う。まずは以前の体験談を 2 つほど。

もう 10 年前になるが、ある土曜日に起床したら腹に鈍痛があった。なにをやってもダメで、病院に行くことにした。土曜日なので色々と探した挙げ句、少し離れた場所が一番近いと判ったけど、歩いては行けないのでタクシーを使うことにした。その病院は「○○四丁目」にあるということなので、運転手にその地名を告げた。しかし着いた場所は「○○本町四丁目」だった。違うね、これ、違うね。しかもこっちはなにか判らない腹痛を抱えている。怒る気力がなかったため、指摘し過ぎるほど指摘するだけに止め、「○○四丁目」に向かった。しかし、さらに信じられない状況となる。普通タクシーの運転手って病院の場所くらい把握しているもんじゃないのか?結果的には「判らんからここで降りて自分で探して」と、「○○四丁目」かどうかも判らない場所で降ろされる羽目に。いや、こっちは痛いからタクシーを使ってるわけで、連れてってくれないと意味ないんやけど。ここはさっきの寄り道がなければ、おそらく走っても 15 分くらいのところ。アンタが客待ちしてた所からかなり離れた場所の病院ならまだ妥協できるが、これくらいの範囲の病院くらい覚えていないものなのか?と怒り心頭だったが、ようやく辿り着いた目的の病院の看護婦さんが「体温計持ってないならこれ持って帰って」と体温計をくれたので、良いことと悪いことが連続して起きて精神状態が戻った。ちなみに、私の病名は尿管結石だった。発症したことのある人ならツラさが判ってもらえると思う。

さて、次に、歓迎会で夜中 3 時くらいになってしまい、タクシーしか帰る手段がなかった時の話。私は 3000 円しか持っていなかったが、おそらく着くだろうということで乗り込んだけど、どうも足りないかもしれないと思って、「3000 円しかないので、途中なら途中でいいから降ろしてほしい」と運転手に伝えた。で、どこかで降ろされて、家はどこやろか、と歩いていたら、見たことのある景色が目に飛び込んできた。なんと家を過ぎ去っていた。自分の家なのでもちろん住所は正確に伝えたのに、実は運転手はよく判っていなかったという信じられない結果。こんなことがあってから、私はタクシーを使わなくなった。最寄りの駅やバス停が近ければそれを使うし、1 時間程度で急いでいなければ、歩くことにしている。

タクシーについてはこれだけではない。道路交通法というものを全く気にしていない。交差点で客を乗せたり降ろしたりするタクシーがなんて多いことか。さらに普通に走っていていきなりハザードランプを点けて止まろうとする。一般人なら取る必要のない二種免許を有しているということは、それだけ「模範たる行動」を行うべきであると思うのに、逆に危険走行を繰り返している。もっとタクシーによる違反を取り締まるべきだと思うし、これだけタクシーが溢れているのだから、敷居を上げてもいいと思う。

二種免許保有なので誰よりも安全にという心構え、そして人の命を預かっているという自覚、なによりもこれを商売にしているのだからプロという意識を、タクシー運転手は持ってほしい。

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